法多山では月に一度「功徳日」というその日に参拝すればいつもの日に増して御利益があるといわれる日があります。近在の人々の間では古くから「お茶湯日」とよび慣わされ、たとえその日が雨の日でも風の日でも月参りを欠かしたことはないという方も少なくありません。それというのも「お茶湯日」に参拝すれば、日によって違いますが九十日から六千日の間お参りしたのと同じだけの御利益があるといわれているからです。その中でも最も深い御利益がいただけるのが7月10日で、その御利益は何と「四万六千日」分に相当するといわれております。