大師堂
DAISHIDO
[ Map# 2 ]
真言宗の開祖、
弘法大師をまつる「大師堂」
平成16年落慶。真言宗の宗祖、弘法大師をおまつりしています。毎月21日の報恩日に開帳される弘法大師像は厄除け大師と呼ばれ、通常の弘法大師像にはない峻厳さがみられます。また堂宇の主要部は法多山の杉材が用いられています。2月15~17日の星祭はこの大師堂で行われます。
本道に向かって右に建つ大師堂は、法多山尊永寺の宗派である真言宗開祖、弘法大師をまつっています。多くの宗派でも開祖をおまつりしていますが、真言宗は「祖師堂」をつくり「お祖師さん」を大切にする宗派です。真言宗のお寺では本堂以外に「大師堂」「御影堂」という名で弘法大師をおまつりしているお堂が必ずといっていいほどあり、本山である高野山には「御影堂」が大切におまつりされています。
1983年に現在の本堂が完成した際に、大師堂も再建されました。使われた杉材は法多山の山で育った杉が使われ、建具、天井、柱などこの地で育った杉材で大師様をお守りしています。
高野山真言宗では、空海、弘法大師様は、今より約1200年前、西暦835年に入定され、生死の境を越えて今も高野山奥之院の御廟で入定していると信じられており、現在でも生きている人と同じく、朝食として6時、昼食として10時30分に食事が供物として運ばれています。
大師さまが入定した21日を「報恩日」と呼び、法多山の「大師堂」では、毎月法要を行なっています。
6月15日の弘法大師の誕生日には、「弘法大師御誕生法会 青葉祭」として、法要を行い、御詠歌を唱え、甘茶を大師像にかける「灌仏(かんぶつ)」も行われ、檀家さんや一般参列者が参列しています。法要後には、弘法大師のお誕生日を祝う意味で、お供えの紅白万十(まんじゅう)が振る舞われます。
弘法大師が入定された日、祥月命日である3月21日は、正御影供(しょうみえく)と呼ばれる法要が行われ、弘法大師を慕う僧侶や信者さん、檀家さんや一般参拝者などが集います。この日も参拝者にお大師様にお供えされたお万十が振る舞われます。
毎月21日の「報恩日」、6月15日の「青葉祭」3月21日の「正御影供」、朝8時30分。一般の方の参拝も自由です。
また、この大師堂は一般参拝者の方はお参りをするのがはばかられるのか、内部まで入り、参拝する方も少ないのですが、靴を脱ぎ、マナーを守って参拝される方であれば、一般参拝者の参拝も可能です。1200年の時を越え、今も崇敬を集める純粋な信仰の対象である、空海さま、弘法大師さまに出会える場所。法多山尊永寺の大師堂はそんなところです。
 
 
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