縁起の物語
おみくじ
「凶」でも感謝したくなるのには、
法多山ならではの理由があります
「法多山でおみくじを引いたら、また凶が出た!」
法多山のおみくじは凶が多いと言われています。しかも、悦び事…なし、待ち人…来らず、生死…はなはだ危うしなど、内容も辛辣なものが少なくありません。 法多山のおみくじは、なぜこんなに手厳しいのでしょうか。
その理由は、おみくじのルーツにあります。日本初のおみくじを作ったのは延暦寺の高僧・元三大師。 人の運勢、吉凶を漢詩で表現したその『元三大師御籤』を、江戸時代~今も変わらず使っているのが法多山なのです。
おみくじ100本のうち、大吉が17本なのに対して凶が30本というこの割合も、『元三大師御籤』に忠実に何百年も受け継がれてきたもの。辛口に感じる内容も、江戸時代に書かれていたこととほぼ同じです。 法多山のおみくじは、そんな歴史あるものだったのです。
「生死…はなはだ危うし」の言葉からも分かるように、数百年前の日本は、常に死と隣り合わせでした。ただの風邪やケガでも、死に至ることが珍しくない時代だったのです。 そんな時代背景を想像しながらおみくじを読むと、今、この時代がいかに恵まれているか、命があることの尊さに気づくことができるでしょう。
おみくじの凶は悪ではありません。「これ以上悪くならない」という意味です。 “生きていることに感謝し、前向きに努力しなさい”と、あたたかく背中を押してくれているのが、法多山のおみくじなのです。
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