縁起の物語
灯籠
過去、現在、未来へと
脈々と受け継がれる想い
“天保十一年”。これは法多山本堂、向かって左側の灯籠に刻まれた文字です。 天保11年とは西暦1840年。江戸時代後期、大塩平八郎の乱が起こったころの時代のものです。 幸い、戦時中の金属回収による引き渡しからも免れ、今も本堂の前で静かに存在感を放っています。
この歴史ある灯籠は、約170年も前の信仰深い人たちがお金を出し合って奉納したもの。 今でも行われている奉納形式がその当時から既に始まっていたこと、そして今ここに、私たちが触れることができるくらい近くにあることに改めて驚かされます。
これだけではありません。仁王門から本堂へと続く道沿いの灯籠や石段などには、すべて奉納者の名前が刻まれています。 ひとつひとつに奉納した人の想いがあり、人生があるのです。 例え、世代が代わり、奉納した人がこの世を去ったとしても、灯籠やその想いは脈々と受け継がれ、ここ法多山に残されます。 過去から現在、そして未来へと。
法多山は、そんな幾多の先人たちの想いを随所に感じられる特別な場所です。 あたりまえのように存在する法多山も、私たち1人1人の命も、先人なくしては存在しません。 過去の人たちの積み重ねのおかげで、今の私たちがあるのです。 そのことを忘れずに感謝の心で参道を歩けば、境内に流れる風がいつもよりもあたたかく感じるかもしれません。
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